前回の考察メモへのコメントで
「形代ってなんだろう」という話題が出たので、
持論を書いておこうと思います。
形代とは、「可視化された犠牲者の未練」である。
その中に怨嗟も含まれると思われる。
根拠:
・形代の上限が増えるスキル「仏師の業」シリーズに形代の説明がある。
「形代は心残りの幻である
ゆえに業深いものには、形代が多く憑く
忍義手には、業がこもっている 浴びた血は、
今は錆びとなり決して消えぬ
使いこなすほどに、その業を背負うことになる」
∟形代が狼に引き寄せられたり、忍具を使用するのに形代を消費するように
忍義手は形代が取り憑く依代になっている。
これは狼が修羅になる一因になっているのかもしれない。
そもそもスキル名「仏師の業」から、仏師を苦しめる怨嗟との関連性が伺える。
・奥義・縫い斬りの説明
「この奥義を最後に、仏師は忍義手を捨てた
極め、殺しすぎた。怨嗟の炎が漏れ出すほどに」
∟依代だった忍義手を捨てたが、手遅れだった。
形代流しとは?
生命力とともに形代を桜竜に捧げる道具=生贄&処刑道具?
根拠:
説明文「白い刃で削り出した己の形代を、
源の水に流し、竜に奉る儀式だ
刻まれた銘は、「奉魂」
それがこの短刀の真の名」
形代流しという儀式を、どんな者が行うのか謎であるが、
捨て牢の七面武者から得るので、
罪人に対して「罪を洗い流せ」などと言って
首を掻っ切らせていたりしたのだろうか。
本来は使えば死ぬが、狼は生半には死なぬので
HPが半減する程度で済むのと、
源の水に流さないので、形代はそのまま狼のものになる、
ということかもしれない。