ゲームについて言わせてほしい

ゲームについて言わせてほしいことを言います。

E32021の所感その1:エルデンリングとTrekToYomi

【祝】エルデンリング発売日決定

情報解禁のタイミング、しびれたね…。
E32021がまだ始まってない、しかし期待感が最高に高まっているタイミングだった。一番槍を決められた感じ。

 

オープンワールドになるわけだが、ダークソウルもブラボも隻狼も、ある段階のボスは複数いて、どこから倒してもOK、という流れはあったから、そのへんの自由度がもっと拡大しているのかな。世界が広大になった分、さらに落下死YouDiedしてしまう場所が広がったかな。あれだけジャンプできるとなると、どこから落下死するのか…。きっと七色石を落としてもわからないでしょう。

 

王になれと言われるも、前世の不死の記憶から王にはなりたくないなあ…となる褪せ人たち、いるでしょう。誰かを斃す時、誰かもまた、お前を斃そうと立ち上がるのだ…。

 

 

デビュートレーラーで義手をつけていた赤毛の戦乙女らしき人、今回のゲームプレイトレーラーで小さい兵士を串刺しにしてて笑ってしまった。DEKAI…。フロムの女神系はDEKAI。そして苛烈な面がある…。それは神話として忠実なのだが、忠実な上でしっかり個性として魅力的に押し出しているところがいい。

 

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"TrekToYomi"、クロサワ愛のバトン…!

 クロサワ、サムライ、2Dアクション!

私の好きなものの詰め合わせのようなゲームがまた発表された。

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世の中は何事にも「それって売れるの?」という問いを投げかけてくるがGhostOfTsushimaのヒットを着火点として、サムライマニア・オタクが焚き付けられて、あるいは勢いを引き継いで、こういうテイストの作品を出してほしいと思う。(これは私の願い。TrekToYomiは黒澤明監督作品の影響を受けているそうだが、GhostOfTsushimaの影響を受けているかはわからない。)

 

映画のセットのような3Dルックの背景がダイナミックに燃えたり崩れたりするのはゲームならではの表現でワクワクする!

 

語りの日本語のイントネーションが、「時代劇らしさ」を保ちつつ、聞き取りやすいのが好印象だ。白黒時代劇映画は、音声が割れたり飛んだりして聞き取りづらい(日本人でも字幕がないと心もとない)ことが少なくない。日本語が母語ではない人たちがそれを「時代劇映画らしさ」だと判断して、ボソボソとした日本語をディレクションされるとがっかりしてしまう。高いローカライズ力をありがとうございます。

 

2Dのハイコントラストのシルエットで、どれくらい繊細なアクションができるのか気になるところ。防御や受け流しをするには、敵の予備動作が見えないと難しいので、シルエットか音か、SEKIRO式で「危」(サイン)を出すなどが必要になってくると思う。

私は「朧村正」のように、打って打って打ち込みまくって、相手の得物を折る(あるいは叩き落とす)くらいの筋骨アクションでも無問題だ。